取組の紹介

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(提案)「山本進一(記念)賞(仮称)」の創設について

更新日:2024年03月13日更新

(提案)大学等の枠をこえて他大学等にも参考となる研究開発マネジメントに関する好事例およびそのチーム等に対する表彰制度「山本進一(記念)賞(仮称)」の創設について

※以下、2024年3月12日に開催された研究大学コンソーシアム・全体会議で創設が認められました。今後、具体的な表彰の方法など、制度設計をしてまいります。
     提案者:
     国立大学法人 東海国立大学機構 名古屋大学
     国立大学法人 岡山大学
     国立大学法人 豊橋技術科学大学

〇概要
研究大学コンソーシアム(幹事機関:自然科学研究機構)では、これまで、シンポジウム等の開催を通じて、大学等における研究開発マネジメントの好事例の共有をすすめ、大学等の研究開発力の向上と、研究開発マネジメントに係るURA等の人材の育成に努めてまいりました。ただ、こうした取り組みは、大学等においては「縁の下の力持ち」的な要素が強く、それにかかわるURAや技術職員、研究者、事務職員の取り組みの学内外の認知と地位向上につながっていないのではないか、といった課題がありました。

故 山本進一先生は、名古屋大学、岡山大学、豊橋技術科学大学において、研究担当理事を歴任され、大学における研究開発マネジメントの体制強化、そして、大学の枠をこえ、URAをはじめとする研究開発マネジメント人材の育成と地位向上に、先駆的につとめられてきました。また、研究大学コンソーシアムの初代議長として、さらに、URAスキル認定機構の初代機構長として、文部科学省などの中央官庁との対話の中で、URA等の制度確立、大学での雇用と地位向上にむけた様々な施策に対し、強いリーダーシップをとられてきました。

今回、山本進一先生の長年にわたるご功績をたたえるとともに、これまで研究大学コンソーシアム・シンポジウム等において毎年発表してきた、各大学等における研究開発マネジメントの実例等を中心に、大学の枠をこえて他大学等にも参考となる好事例およびそのチーム(URAや技術職員、研究者、事務職員など)を表彰することをご提案いたします。表彰を通じて、各大学における好事例の取り組み及び先導する人材の存在等を広く全国に伝え、そうした取り組みを実施してきたチーム等のモチベーションを高めるとともに、広く認知度の向上を図ります。